依存問題の電話相談、2015年上半期は1,585件 |
2015/9/2 |
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ぱちんこ依存問題の電話相談事業を行っている認定特定非営利活動法人、リカバリーサポート・ネットワーク(RSN、西村直之代表)のレポートによると、2015年上半期(1月〜6月)の電話相談は1,585件となり、前年同期と同数だった。
上半期の特徴としては、初回相談者の比率が減少、複数回相談者の比率が上昇したと報告。RSNでは、「啓発ポスターの貼付、ポケットティッシュやステッカーなど団体やホールの独自の啓発支援の取り組み、遊技情報誌の啓発協力など多様化した啓発活動がユーザーに届き、一息ついた結果と推測している」としている。
都道府県別の相談件数の上位は、東京都115件(前年同期比-16件)、大阪府97件(同-12件)、千葉県78件(同-4件)、愛知県78件(同+39件)、神奈川県71件(同-19件)となった。愛知県は、中部遊技機商業協同組合が中部地域6県のホール店舗に啓発用ポケットティッシュを配布したことなどにより、相談件数が倍増した。
2015年7月の電話相談は252件で、前月より29件減少している。
引用元:WEB Green Belt
≪業界情報担当者Nのコメント≫
相談件数の1,585件というのは、パチンコ業界全体で依存症対策に取り組んだ結果ではないかと思います。
しかし、既にパチンコ依存症となっているが相談をできない人、パチンコ依存症予備軍の数を考えたらこの数字はあくまで氷山の一角である事は誰もがわかる事ではないでしょうか。
今後パチンコ業界が力を入れていかなくてはならない事は「啓発活動を継続して実施」「ギャンブル性の高い機械の排除」が必要となってくるのではないでしょうか。
今後射幸性を押さえた機械が導入される事で、パチンコ依存問題が多少でも解決の方向へ進んでくれればいいと思います。