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6団体が高射幸性遊技機の合意書締結、リストを公表 |
2015/10/14 |
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全日本遊技事業協同組合連合会（全日遊連）、一般社団法人日本遊技関連事業協会（日遊協）、日本遊技機工業組合（日工組）、日本電動式遊技機工業協同組合 （日電協）、全国遊技機商業協同組合連合会（全商協）、回胴式遊技機商業協同組合（回胴遊商）の6団体は、高射幸性遊技機の取り扱いについての合意書における「メーカー団体が特に高い射幸性を有すると区分した遊技機」（高射幸性遊技機）について、以下のとおり申し合わせた。
1. 高射幸性遊技機の区分について
ぱちんこ遊技機、回胴式遊技機は以下の表の機種とする。
2. 撤去と優遇措置について
ホールは、高射幸性遊技機を検定期間内に優先的に撤去し、各メーカーは、その下取り等について適切に対処し協力する。下取り価格については、各メーカーが全日遊連に対して提示することとする。
3. 追加措置について
前項の下取り等の協力が行なわれない場合及び平成28年12月1日時点で、高射幸性遊技機の撤去が進んでいないと判断される場合は、6団体が協力して実効性のある適切な措置を講じる。
＜ぱちんこ遊技機 高射幸性遊技機リスト＞
全21社 61機種
※一部、市場に設置されていない機種あり
＜回胴式遊技機 高射幸性遊技機リスト＞
全23社 65機種
引用元：パチンコビレッジ
≪業界情報担当者Nのコメント≫
高射幸性遊技機のリストが公表されましたが、射幸性のあるスペックを排除する事で解決はするのでしょうか？個人的にはしないような気もします。
その理由として、3点あります。
1点目、各メーカーが機械の開発にお金をかけ過ぎ、更に毎月のように様々なメーカーから新台が発売されるというのはどうなのでしょう？思うに新台入替の日が一番射幸心を煽っているように思えますからね。
2点目は、低貸玉の流行だと思います。低貸玉は最初はゲームセンターの延長上のような気もしますが、実は相当なお金を使っていることにお気づきでしょうか？「1玉1円だから長い時間遊べる」という謳い文句なので安心して遊技をしているとは思いますが、低貸コーナーで1万円を使ったら取り戻すことは困難極まりないのではないでしょうか？これがギャンブル依存症への第一歩ではないかとも思われます。
そして3点目、等価交換。等価交換にするとパチンコ・スロットの本当の面白さを体感することが出来なくなり、娯楽としての遊技ではなくギャンブルとしての遊技になるからではないでしょうか？
実際等価のお店で遊技する際、メーカーがお金をかけて開発した演出より、保留玉の数しか見ない自分がいたりしますからね。保留玉の部分ばかり見ながら遊技するなんて娯楽ではないですよ・・・。
以上の事から、高射幸性の機械と言う前に業界の有り方をメーカー・組合で話し合いパチンコ業界を娯楽として楽しめる業界にして頂きたいと個人的には思います。 今後射幸性を押さえた機械が導入される事で、パチンコ依存問題が多少でも解決の方向へ進んでくれればいいと思います。
